社労士試験で雇用保険法も避けて通れない。

 

社労士試験では、雇用保険法も出題範囲となっています。この科目を超高速で勉強するような術はあるんでしょうか?

 

まず雇用保険法の趣旨や全体像をしっかり押さえて下さい。

 

 

雇用保険法は、労働者のセーフティネットです。労働者が失業したら、再就職までの一定期間、生活を支えてくれるものです。

 

この科目は、保険給付について問われることが多いので、保険給付についてはしっかりマスターしておく必要があります。

 

 

 

いろんな給付がありますよね。失業等給付、就職促進給付、傷病手当、日雇労働求職者給付金、雇用継続給付…頭がゴチャゴチャになりそうです。


 

 

今、私はわざとバラバラに保険給付の種類を採り上げてみましたが、これらはどれも同じレベルではありませんよね?

 

それぞれをきっちりと、どのレベルに位置するのかを意識して覚えていくことが大事です。

 

それができてから、細かい要件などをインプットしていくといいでしょう。

 

 

この雇用保険法は、昔は「失業保険法」という名前でした。

 

ですから、今でも普通に「失業保険」という言い方で通用します。むしろ、こっちの名称のほうが今でも深く根付いているのではないでしょうか。

 

現在は、保険事故の種類が失業だけでなく、雇用の継続が困難となる事由が生じた場合や、教育訓練を受けた場合にまで広がっていますから、「失業」の場合の保険ではないという理由で、「雇用保険法」と名称が変わっています。

 

 

今、会社に勤めている方は、自分が失業してしまったことを想定して勉強すると、雇用保険法が頭に入りやすくなるのではないでしょうか。

 

雇用保険法をしっかりマスターして、社労士試験の合格を掴み取りましょう!