社労士試験超高速勉強術で、労災保険法を勉強だ。

 

労災保険法〜正式名称は、労働者災害補償保険法といいます。

 

労災保険法は、労働基準法第8章に規定されている「災害補償」が原点ですね。

 

 

本来、労働者が業務上負傷したり病気にかかった場合は、使用者が労働者に対して、労働基準法の規定により補償を行います。

 

しかし、現実問題として、使用者に十分な補償能力があるとは限らず、「ない袖は振れない」ため、労働者の保護が十分に行われない可能性があります。

 

 

そこで、業務上の傷病について、「保険」制度を定め、保険によって労働者の補償を十分に行うことにしました。それが「労災保険法」です。

 

まずはこのような沿革・趣旨をしっかり踏まえて勉強することが、社労士試験において労災保険法を超高速で勉強する術なのです。

 

 

労災保険法は、選択式試験で細かな部分を問われることがしばしばあります。平成23年や平成25年は、3点を確保するのはかなり難しい問題でしたし、2点すら確保するのも簡単ではない問題でした。

 

結果的に平成23年と25年では、選択式の労災保険法は「2点」で合格だったものの、2点を確保できない受験生がかなり多かったようです。

 

 

このような問題の対策としては、労災保険法や施行規則の条文に目を通しておくこと、改正部分についてはしっかり勉強しておくことでしょう。

 

ただ、なかなかそこまで手が回らないかもしれません。ですから、まずは他の受験生は必ず勉強しているであろう、過去問などについては最低限抑えておきます。

 

 

あとは、あとはテキストの重要部分についても出題されれば必ず答えられる、という準備をしておくことが先決だと思います。

 

他の細かい部分については、それから徐々に目を通していきましょう。

 

 

 

細かい部分も出題されますが、まずは他の重要部分を抑えることがポイント。そこから少しずつ、広げていきましょう。